
僕はトライアスロンが趣味で、普段からそれなりにトレーニングをしているので、中年のオジサンとしては割と体力がある方だと思う。この体力を何とか有効に、他に転用できないものかと考えて、コンパクトデジカメやインスタ360を携え、自転車旅に出ることにした。49歳、真夏の大冒険である。
去年は、普段トライアスロンでも使っている硬いフレームのロードバイクで「尾道~しまなみ海道~今治~宇和島~今治~とびしま海道~呉~広島」の320kmを3日間で走ったり、「熊本~阿蘇山~やまなみハイウェイ~別府~国東半島~博多」390kmを3日間で走ったりしたが、ロードバイクはフレーム周りにそれほどたくさん荷物を取りつけられないため、納まり切らない荷物をリュックに入れて背負っていたこともあり、特に首や肩回りなど身体への負担が大きく一日一日疲労が溜まっていくので、一週間走り続けるなんてとてもじゃないけど無理だなと感じていた。
もっとゆっくりでいいから旅向きの自転車はないかな、といろいろ調べていたら、なんとあのモンベルが旅用の自転車を販売しているという。
mont-bell SCHEIDEGG TR
キャッチコピーは「世界をめぐる旅を可能とするロングツーリングモデル」。いいじゃないか!そんなに高価ではないし、とりあえず買ってみるかということで春先に購入。そんな折、写真のお師匠から写真教室の20周年パーティーをバンコクで開催するからおいで!とお誘いを受けたので、それと絡めてバンコクからチェンマイ800km自転車旅にチャレンジすることに決めた。
海外での自転車旅はややハードルが高い気もしたが、30代の頃、タイで7年程駐在員として働いていたことがあってタイ語も少し話せるし、トラブルがあった時に助けてくれるタイ人の友達もタイ各地にいる。まあダメならダメでそれもネタだしな!ということで、その20周年パーティーに合わせて、自転車旅の準備を進めた。
YouTubeでロングライドの動画を見て勉強したり、ひとつひとつの装備の意味と必要性を検討したり、装備を自転車に実装して走って、使い勝手や快適性を試したりしながら、僕の旅自転車は、自分なりに想像できた範囲では完成形に近づいた。旅を通じて想定外のことが起きれば、それはそれで経験にもなるだろう。で、気がついたら出発は明日だ!(汗)
行ってきます!
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