
朝6時半にバンコクを出発する。この時間だとまだ交通量はそう多くないので、危ない目に遭わずにバンコクを抜けられそうだ。
あらかじめガーミンのサイコンにルートを入れてきたが、詳細の地図が全く表示されず、結局スマホのグーグルマップを使う。
タイのグーグルマップは、クルマ・オートバイ・歩きが表示されるので、自転車に最も近いオートバイを選んでナビしてもらう。スマホは熱に弱いので、炎天下に出しっ放しにできないという弱点はあるけど、結局ガーミンのサイコンよりも頼りになった。
自転車が通ってよいのかどうか分からなかったけど、高速道路のようなバイパスのような道を進む。よく整備されているのでとても走りやすいが、風景がほとんど変わらないのでつまらない。

まあしかし、とりあえず今日の目的地のアユタヤに向けてガシガシと漕ぐ。自転車は荷物を含めると30kgくらいになると思うが、坂道がほぼないので重さが全く気にならない。むしろ慣性で速度維持が楽なので、タイのようなのっぺりと平らな国を走る時は、荷物の重さはあまり気にしなくて良いことが分かった。
今夜は、昔仕事を一緒にしていたタイ人の家に泊めてもらう約束をしていたが、なんと本日未明にお母さんが急に亡くなられたとのことで、今回の訪問は遠慮することにし、アユタヤに宿を取ることにした。
途中、日本人村跡に寄った。昔は石碑がポツンと建っているだけだったが、今は安っぽいテーマパーク風に整備され、一丁前に入場料も取る。

入場料を払ってまで見るものはないはずだが、しかし駿河の国出身の山田長政が祭られているとあればご挨拶しないわけに行かない。長政公に旅の安全をお願いする。

日本人村跡からアユタヤはすぐ。昼ごはんを食べながら、スマホで宿を探して直接向かう。600バーツ(3000円)と少し高いような気もしたけど、他を当たるのも面倒なのでそのまま泊まることにした。
アユタヤは、駐在時代に友達がタイに遊びに来るたびに連れて行っていたので、少し見飽きている。何も見ないのもなんなので、一番好きなワット・チャイワッタナーラームというお寺だけ見に行くことにした。
ところで今は外国人・タイ人問わず、コスプレが流行っているようです。京都で着物(浴衣?)を着て歩くようなものかね。お坊さんがスマホを持ってるのもなんだか面白い。

本日の走行距離:83.4km,93mD+
移動時間:4時間45分
移動平均速度:17.6km/h
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