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自転車を飛行機に預ける

更新日:7月29日

タイへ自転車を持って行くにあたって、どこの航空会社にするか?というのは考えどころである。


もし短期の旅行だけなら格安航空会社を選ぶところだが、格安航空会社は規程の条件から外れた途端に高額な追加料金がかかってくる。ちょっと調べたところ、自転車を預けるとなれば、1人分まるまる追加になるくらいの料金がかかりそうだったので、運賃そのものは少し高そうだが、タイ航空を調べてみた。


すると、自転車などの大型荷物であっても、サイズオーバーしても規定重量内であれば、ゴルフバッグやサーフボードなどと同じ扱いのスポーツ用品として、特に追加料金なしで運べることが分かってきた。エコノミーなら20kg以内だが、工具など機内持ち込みが難しい装備などの追加分を考慮して、5kg分をプラスで購入し、行き:名古屋→バンコク、帰り:チェンマイ→バンコク→名古屋を、10.5万円で手配できた。しかも全ての便の貨物室スペース(200cm x 120cm x 60cm)も、出発前にコールセンター(日本語)で事前予約できた。これは安心である。


輪行箱は、去年宮崎のトライアスロンに出た時に、シクロエクスプレスでホテル宛に送ったときのもの(確か3800円)を再利用。前後のタイヤを外し、ハンドルとペダルもバラす必要はあったが、一番心配なリアディレイラー破損の不安から解放されるのは大きい。

(※ それでも念のため予備のハンガーを2つ用意した)


行きは用心のため段ボールに入れることにしたが、帰りについては前輪のみ外すタイプの輪行袋を用意した。ゴール地点に段ボールを送る手配がタイ国内で可能かか確実でないこと、帰りにもし自転車が壊れたところで、帰国後に直せばよいと考えた


空港での手続きは、事前に重量を計測して25kgにしてきたこともあり、とてもスムーズに済んだ。機内持ち込みだと制限される工具類やかさばるだけの荷物は箱の中に入れてしまった。携帯ポンプのバッテリーが保安検査で引っかかったが、説明をしたら箱を開けろとまでは言われなかった。チェーンオイルは飛行機に持ち込めるものを日本で買うこともできたが、後述する自転車屋さんで買うことにして、持って行くのはやめにした。


宿はトンローの日本人経営の自転車屋さんの近くを押さえた。出発前に自分で整備・調整がうまくできなければ、そこに駆け込むつもりだ。残る心配は、空港からのタクシーに箱に入れた自転車が積めるかどうか。空港からバンコクまでは40km弱なので最悪走れなくもないのだけど、まあ何とかなるだろう、たぶん(笑)。


ということで、無事に搭乗手続きを終え、保安検査場へ。今、日本の出国審査には係官がそもそも居ないのですね、びっくり。アユタヤとチェンマイで泊まらせてもらう友達にお土産を買い忘れていたことを思い出し、慌てて買う。搭乗ゲートのタイ語でのアナウンスが、いよいよ感とわくわく感を駆り立てる。さあ出発です!


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